A チャンク化とは何か
ドイツ語のリートやモテットを暗譜するときに、語ごとに覚えようとすると挫折します。 単語の意味と音楽のフレーズを、もう1段大きい チャンク(意味の塊)で扱うほうが、身体に乗りやすい。 これは合唱の現場でよくある経験則ですが、案外手順化されていません。
B 3段練習サイクル
伝統的なドイツ語朗読の練習サイクルを、歌の練習に流用します。
- skandieren — 韻律読み。アクセントと拍だけを意識して、棒読みする
- sprechen — 朗読。意味のチャンクと息継ぎを揃える
- deklamieren — 朗誦。声色と表現を加え、最終的に歌に近づける
順番が大事です。skandieren を飛ばすと、アクセントの位置に妙な癖が残ります。
C 実例: Bach BWV 226 から
詳しい例は BWV 226 の Programme Notes に置いています。 Seufzen のように、音型が単語と直接対応する箇所は、チャンクを音型に揃えるのが近道です。